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新卒で日本を離れて、はじめて仕事という仕事をしたのは、
イギリス人起業家率いる日本人０のモダンベトナムレストランでした。

今日は、当時の自分だけの新卒アジア就職のリアルをここに記してみようとおもいます。

異国で何をおもう

こんにちは。1月も終わりいよいよ2月です。

去年の2月は何をしていたこと思い起こすと、そう言えば「1ヶ月間1日中引きこもり」をしていたなと。

こうやってブログで自分の経験や思っていることを発信することも、当たり前に出勤して働いたり、クラウドファンディングでお金あつめて車に飛び乗り旅だったり、そして笑顔で友達と酒を飲めて、こうやって大好きな写真に向き合えることはありがたいなぁと思います。

丁寧に今日も人生を綴って、少しでも誰かの背中を押せたら幸いです。

「基本言語はジェスチャーと拙すぎる英語と、ベトナム語」

これが、２０１８年大学を卒業して飛び込んだ最初の職場環境です。
主食はハノイのソウルフードBun chaか、オリジナルベトナム風牛丼。
主な飲み物はイギリス紳士の必須事項ジントニックか、ココナッツ焼酎。

お客様は全世界からくる、チームメンバーはボク以外全員ベトナム人で完全なアウトサイダー、仕入先はもちろんウェスタンの息がかかった海外勢。

日本人と日本語で会話するのは、お客様として接客するときくらい。

自分で求めて飛び込んだ環境とはいえ、なかなかチャレンジングな新卒1年目でした。

そんなボクにしかかけない、「本当の海外就職」のリアルを今日はお伝えできればとおもいます。

まず、なぜ？新卒で海外へ

ここは期待に添えないかもしれませんが、理由はいたってネガティヴです。

「日本の現実から逃げたかった」からです。

意識高く海外で挑戦したいという気持ちも建前上はもっていましたが、とにかく日本の当時の自分には閉鎖的な環境、家族の問題や、全てが煩わしかった。日本人らしく日本の社会に適応して生きていく自信がなかった。

そんな理由でいきついたのがベトナムでした。

なぜベトナムなのか？

特に理由はありませんでした。今回の渡航はもちろんでベトナムがいいとおもっていきますが、最初の渡航の時は理由はなく。漠然と、中国時代に出会った友人で兄弟のような関係性を築いている方もいたので行ってみるかというだいぶ軽い気持ちもちでした。

人によっては、そんなかっこ悪い理由で海外いくなんてアホだとか。狂っているとおもう人もいるとおもいます。

ただ、ボクにとっては20代前半日本いるときより海外にいた時の方が楽しい思い出が多かったし、信頼して自分をさらけ出せる人も多かったです。

なのでボクは、海外に挑戦する人がすごいとも、高尚な目的をもって挑戦する人に対して行き過ぎたリスペクトとかもありません。

日本で適応してちゃんと生計をたてて、折り合いをつけて生きている人に自分もなれるものならなりたかったというのが本音です。

ぶっちゃけ、肝心なベトナム生活はどうだったの？

重要ですね。一言でいうと「必死で人間していました」。

職務としては、「マーケティングマネジャー」をつとめていましたが基本的にはレストランにとって良いことはハノイ中を駆け巡って全てしていました。

ポスターのデザイン作成から、ポスターの印刷入稿から、確保、さらに自作したフライヤーを夜な夜な旧市街を闊歩して配り歩いたり、ホテルを一軒一軒まわってバウチャーをポスティングしてみたり。

お世話になっていた公安の方と道端で鍋接待したり、イベントの際はトゥクトゥクにのって在庫を冷凍所に運んだり、ボスのアイディアで固定でナイトマーケットにお店だすために交渉に自らのぞんだり(笑）

その後日本に一度帰国して、普通に会社員してみたところあの当時普通だと思っていたことが普通ではないことにビックリしたのを覚えています。

たとえば、会社では人と心地いい距離を取らないといけない。いきなり関係性深まってないのに馴れ馴れしくボディータッチはいけないとか、飲み会の時は挨拶とか進行を考えないといけないとか。
（※新卒で海外の環境に行かれる方へ間違いなく帰国後に自分が一般のレールから外れたゆえに違和感や、皆の普通が普通ではなくて苦しむことがあります。自信を失うことも沢山あるし、いじめられていると感じることも沢山あるとおもいます。その時はボクでもいいし、貴方自身を好きでいてくれる人たちとの時間をできるだけ多くもって、お願いだから孤独にならないようにしてください）

毎日障害だらけで、ビックリするような事件が起きていたけど、少なくてもボクにとっては青春時代を一つ選ぶならこの時が一番毎日にワクワクしていました。

これは海外か、国内かどうかというより、